あまみずとともに暮らす

「大丈夫!」を水から。

そこにあるという安心をいつも。いざというときの「水」を暮らしの中に。

GQシステムは、あまみずを集水・貯水・浄化するシステム。
環境に負荷をかけない生活水が、未来を潤します。
また、断水、渇水などの災害時でも家で暮らし続けることができる
高いレジリエンス性も確保し、安心の力を高めました。

あまみずとともに暮らす

あまみずを生活水として活用する3つのタイプをラインナップ。
生活スタイルにあわせお選びください。

あまみずを集めて、ためて、浄化して、
生活水として利用する

あまみず活用の重要なポイントの一つが、雨水を上手に集められる設計であること。
高性能な浄水装置を用いて集めた雨水を浄化し、
年間を通して安定的に生活水を確保することができます。

  • GQ SYSTEM Advance
  • GQ SYSTEM Water-Conscious
Advanceイメージ図

受け止める

効率的に雨水を集める屋根デザイン

一方に傾斜した特長のある屋根デザインにより、降った雨を効率的に集めます。

屋根デザイン

雨どいフィルターで、ごみを取り除く

屋根に降った雨水は、フィルターを備えた雨どいに通すことで、ゴミなどの不要物が取り除かれます。

雨どいフィルター

庭からも上手に雨水を受け止める

敷地内に降った雨を効率的に雨水タンクに運びます。

雨水タンク

貯める・浄化する

12,000ℓの雨水を貯水

貯水

雨水で生活水をまかなう上で課題となるのが、年間の降水量が一定ではないこと。GQシステムでは12,000ℓの雨水を貯水できるタンクを設置。降水量が少ない月も、4人家族の生活に十分な水量を確保します。

貯水量

雨水を生活水へと浄化(機械室)

貯められた雨水は、高性能なろ過装置によってキレイな水へと浄化され、水道水と同様に塩素消毒液を添加し生活水槽へ。ここから住まいの隅々に生活水が届けられます。

ろ過装置の詳しい説明はこちら

水を上手に循環活用

水の見える化

タブレット

タブレットPCなどで、貯水量や日々の水の使用量が確認できます。水の残量がわかる安心感とともに、水を大事に使うエコ意識も育まれます。

生活水の循環サイクルを確立

生活排水

使用後の生活排水は、まず合併浄化槽で浄化され、処理した水(1次浄化水)をRO浄水装置で浄化。塩素消毒液を添加した上で生活水として再利用します。

Advance

あまみずだけで、普通に暮らす

生活水を循環し、一年中雨水で暮らす

生活排水を合併浄化槽で一次浄化後、RO浄化装置を通すことで「純粋」と「濃縮水」に分別。「純粋」は生活水に再利用、「濃縮水」は一部が合併浄化槽にもどり浄化を繰り返し、残りは下水道へと排水する雨水活用システムです。水道水に頼らず「365日、あまみずだけで暮らす」を可能にします。

あまみずだけで、普通に暮らすを実現するシステム概略図

拡大する

拡大する

Water-Conscious

あまみずが、そこにある暮らし

できる限り、ストックした雨水を活用

できる限り雨水を浄化した生活水で暮らすためのシステムです。雨水を雨水タンクにストックすることで、一定期間に雨が降れば雨水で生活することができます。ストックした雨水を、活性炭フィルタ装置と滅菌装置を通すことで生活水として活用。水道水はバックアップ用に限定します。

*Advanceとの違いは、生活水の循環リサイクル機能を持たないことです。
⑦合併浄化槽 ⒷRO浄化装置はありません。

あまみずが、そこにある暮らしを実現するシステム概略図

拡大する

拡大する

ACTIVE CARBON FILTRATION

活性炭浄水装置を使った
高品質浄水システム

  • Advance
  • Water-Conscious

活性炭浄水装置

雨水を生活水に利用するため、二段階の構造でろ過します。一次ろ過器では、プリーツ状に折り畳んだ構造で表面積を増やしたカードリッジフィルターで、砂や鉄さび等の不純物を確実に除去。さらに、二次ろ過器では高性能な活性炭フィルターの高い吸着力で、色・臭いの原因物質や一般細菌を徹底除去したあと、塩素消毒液を添加し水道水と同等レベルの水を生成します。

厚生労働省が定める水質基準に適合

厚生労働省が定める水道法4条の「水質基準に関する省令」に定められている水質基準項目と基準値51項目に適合した水質です。
*建物完成時に水質検査を実施します。

経済性能

高寿命なフィルターを採用することで、フィルターの交換頻度を減らし、メンテナンス費用の低下を実現。(フィルター交換目安:2回/年)

安全な水を確実につくる

雨水タンクから必要な水をくみ上げ、活性炭ろ過装置により1分間に30ℓのスピードで生活水をつくります。

REVERSE OSMOSIS MEMBRANE

RO(逆浸透膜)方式を使った
最高水準の浄水システム

  • Advance

RO浄水装置

GQシステムのフラッグシップグレードのAdvance(アドバンス)では、生活で利用された生活排水を再利用するために、RO(逆浸透膜)方式の浄水装置を設置しています。RO浄水は、海水淡水化プラントなど世界各国で水不足を解消する技術として活用されており、安心で安全な水を安定して供給することが可能な最高水準の浄水方式です。

逆浸透膜方式 「浄水の原理」

逆浸透膜とは水分子の孔(0.0001ミクロン)のろ過膜に圧力をかけて、水分子だけを取り出す最高水準の浄水技術です。水分子以外の大きな分子(放射性物質、一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、その他有害な物質など)はすべて濃縮水として分離されます。

逆浸透膜方式 「浄水の原理」のイメージ

あまみずを集めて、ためて、中水※1として利用する

初期雨水※2 分流機能付きタンクを住まいに導入し、効率よくあまみずを貯水します。
タンクにためられたあまみずをトイレ洗浄水、洗濯水、庭の水まき(洗車)として利用します。
自然の恵みである”あまみず”を、いつもの暮らしに活用します。

※1 中水利用:初期雨水をカットした雨水をトイレ洗浄水、洗濯水、散水として利用すること
※2 初期雨水:雨が降り始めてから30分程度の雨水のこと(空気中の有機物質を多く含んだ雨)

  • GQ SYSTEM Light-Plus
Light-Plus イメージ図

初期雨水分流除塵器

ボックス

大気や屋根の汚れを含んでいる降りはじめの雨水を取り除き、きれいな雨水をボックスに導きます。

Light-Plus専用雨水タンク

Light-Plus専用雨水タンク

家に降り注ぐ雨水を雨樋から集め、フィルタを通して専用タンクにストック。ためた水はトイレ洗浄水、洗濯水、庭の水まき(洗車)に利用します。雨が降らず、タンク内の水が減った場合は、水道水で補水します。黒地(紫外線による藻の発生を防ぎます)のタンクと銀色のフレーム(剛性)で構成された雨水タンクです。

lightPlus

あまみずをさらりと暮らしの中に

雨水を中水利用し、断水時にも安心を

中水とは、雨水や使用水などを再利用した水のこと。[Light-PLUS]は、雨水を中水利用し、トイレ洗浄、洗濯水、散水(洗車)に効率よく活用します。災害などで断水した場合でも、雨水等を確保することで生活水に使用できるので安心です。そのときにも我慢しない暮らしをおとどけします。

あまみずを、さらりと暮らしの中にを実現させるシステム概略図

拡大する

水道水をたっぷりたくわえる…断水から暮らしを守るラインナップ。

水道水をたっぷり、家の中にストック。

生活に欠かせない「水」は、災害などに備えストックすることが奨励されています。
それを消費期限のあるペットボトルなどではなく、
水道水を使う度にタンクに補充できたら、備えは万全です。

Value

Value イメージ図
水をためて、安心して暮らすを実現するシステム概略図

拡大する

MULTI AQUAマルチアクア

大容量タンクに常時450ℓの水道水を
貯水し、災害時に3日間自立可能

水道水を利用するグレードのバリューには、大容量貯水タンク「マルチアクア」を設置しています。飲料水や生活水が災害などで断水した場合でも3日間※自立した生活ができるよう、450ℓの貯水量を確保。タンク内の水は使用する度に入れ替わるので、常に新しい水を備蓄することが可能です。

メンテナンスフリー

特別なメンテナンスの必要がないので維持・管理も安心です。*有事に備え1年に1度を目安に、取水操作の実施をお勧めします。

安心の大容量

容量450ℓのタンクを設置し、断水時でも4人家族3日分の生活水を確保できます。
*飲料水はアクアサーバーを使用する想定です。

こだわりの水質

水道水に直結して新鮮な水を常に貯水できます。また、特殊な管の構造により水を空気に触れさせないことで、1週間は安心して飲用いただける水質を保ちます。

※ GQハウスでくらすための生活水利用量は750ℓ/日(一般的な4人家族想定:島田ばらの丘コンセプトハウス実証データより算出)これに対し災害時(断水時)の3日間自立の定義は、1日の生活水利用量を通常時のおよそ1/6と設定。1日あたりおよそ130ℓの生活水の利用で算出しています。