GQハウスを知る 雨とともに暮らす家 - GQハウスの雨水活用

自然の恵みを活かし、雨水で暮らす家。
水を自給自足するGQハウスの雨水活用システムについてご紹介します。
家族の暮らしを守ること。そして、地球の環境を守ること。
GQハウスが目指すのは、一歩進んだ住まいのあり方。
雨からつくられた「水」が、今と未来を豊かにうるおします。

01水を自給自足する仕組み

雨を集めて、貯めて、浄化する。
雨水から生活水をつくり出す高性能なシステムを備えているのが、
GQハウスの大きな特徴です。
水は、暮らしに欠かせないもの。
安心できる水を安定して供給できるよう、
各設備にはさまざまな工夫が施されています。

水を自給自足する仕組み

① 集める

屋根からも、庭からも。敷地全体でより多くの雨水を集められるよう設計されています。

屋根

  • 屋根は一方に傾斜したデザインで、降った雨を効率よく集めます。

    屋根の集水イメージ
  • 雨どいにはフィルターを装備。屋根から集められた雨水は、この雨どいフィルターを通ることで、ごみなどの不要物が取り除かれます。

    雨どいフィルター

庭に降った雨も上手に受け止め、効率的に雨水タンクへ運びます。

  • 庭の写真
  • 庭の集水イメージ

② 貯める

生活に必要不可欠な水を安定的に供給できるよう、12,000Lの雨水を貯水できる大きなタンクを設置。
降水量が少ない月も、4人家族の生活に十分な水量を確保します。

雨水タンク

GQハウスの実証実験では、1日に必要な生活水量は750L(4人家族)との結果に。10,000Lの雨水タンクの設置と効率的な雨水集水および生活排水の一部の再利用により、生活に必要な水量を十分確保できることを確認しました。この結果をふまえ、プロダクトモデルでは雨水タンクの容量を12,000Lとし、ゆとりのある性能で設計しています。

雨水タンク12,000L=バスタブ[200L]×60杯分

③ 浄化する

貯められた雨水は高性能なろ過装置によってきれいな水へと浄化。水道水と同等レベルの水が生成され、住まいのすみずみへ届けられます。

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GQハウス

4つのシステムタイプ

GQシステムでは、ライフスタイルやニーズに合わせて、4つのシステムタイプをラインナップ。雨水活用の設備は、生活水を完全自給自足する『アドバンス』、天候状況による不足分を水道水で補完する『ウォーターコンシャス』、雨水をためて中水利用する「ライトプラス」に装備されています。

02GQハウスで水を自給自足するメリット

GQハウスで、雨とともに暮らす。
暮らしに必要不可欠な水を守ることは、大切な家族の今と未来を守ることにつながります。

上水道使用量の節約

GQハウスでの生活水使用量は、4人家族で1日あたり750L。これを雨水活用で自給自足することにより、上水道使用量を大幅に節約することができます。雨水だけで暮らす『アドバンス』モデルでは、水道使用料0円の暮らしが可能に。

上水道の年間使用量 大きく見る
上水道使用量の節約

災害対策

GQハウスは、断水や渇水などの災害時にも生活水を自給自足することで、家族の暮らしを守ります。『ウォーターコンシャス』モデルでは、使う生活水の量を1/7に減らすことでおよそ100日間は自宅で過ごすことが可能です。『アドバンス』モデルでは、災害時も自宅で普段と全く同じ生活をいつまでも続けることができます。

災害対策

水道インフラのコストアップ対策

近年問題となってきている水道インフラの老朽化問題。将来、安価かつ安全な水の供給を受けることは今より難しくなるかもしれません。雨水を生活水に活用するGQハウスなら、上水道に頼らず生活水を自給自足することが可能。今後想定される水道インフラのコストアップに対応できるのも、GQハウスが提案する雨水活用のメリットです。

水道インフラのコストアップ対策

水道事業の危機

日本の水道普及率はほぼ100%。しかし近年、高度経済成長期に整備された水道管路の老朽化が問題となってきています。老朽化した水道管が破裂するなど、全国で毎年約2万件以上の管路事故が発生。多くの人が断水等の被害にあっています。
一方で、財政難や職員の削減などにより管路の更新率は年々低下。全国の古い水道管をすべて更新するのに140年かかる計算となり、この間にも管路の老朽化率はますます上昇していくと予想されます。

水道事業は基本的には市町村ごとに運営されているため、設備の更新費用は住民からの水道料金でまかなわれています。人口の減少が進む日本では、2045年には現在の水道料金を6割以上値上げする必要があるという試算も。水道事業は多くの課題を抱えており、将来の安価で安全な水の供給が危ぶまれています。

地球環境を守る[CO2の排出を抑える]

自然エネルギーを活用して、雨水から生活水をつくることにより、限りある水資源を守ります。また、上水道の使用量を減らすことで、CO2排出量の削減にも貢献。ちなみに、GQハウスの雨水活用システムでは、使用する電気は太陽光発電によりまかなわれるため、CO2を排出しません。

地球環境を守る[CO2の排出を抑える]

50L HOME Coalition

現在、1人あたりの1日の水使用量は世界平均で約186L。
水の安全を守り、気候変動による水不足の危機に対応することを目的としたグローバルな組織「50L HOME Coalition」では、さまざまな企業や研究者などと協力し、水使用量を1人あたり1日50Lにすることを目標に掲げています。
公共水道を使わず雨水だけで暮らすGQハウスの『アドバンス』モデルなら、この「1人あたり1日50L」の目標をクリア。水資源のいまと未来を守る、先進のサスティナブルな住まいです。

50L HOME Coalition

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